突発性発疹

症状

突然高熱が出現し、3日位続いて解熱したと思ったら、顔と体に発疹が出るのが典型的です。

感染経路

赤ちゃんの身近にいる親や兄弟の唾液の中にウイルスが出ています。お母さんからの移行抗体がなくなる時期に感染します。そのため、赤ちゃんが生まれて初めて高熱を出す原因の半分位をこの突発性発疹が占めるといわれています。

好発年齢

生後6-7ヶ月がピークとする生後1年以内の乳児です。

病原体

ヒトヘルペスウイルスの6型と7型の2種類があり、二度がかりを起こすことがあります。一度かかるとその人の唾液腺にい続けて、唾液の中へ出ます。

罹患率

2-3歳までにほとんどの子ども達が抗体陽性となります。症状が典型的でない場合も多く、不顕性感染(症状の出ない感染)は20-40%と報告されています。

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蒙古班

概要

蒙古斑というのは通常日本人の背中、特に腰の辺りによくみられる青いあざで、全く生理的なものです。2歳をピークにして次第に消えていきます。

蒙古班がなかなか消えない!

お子様の年齢が2歳前後であれば、まだ消えていくことが期待できます。手や足に見られるものは異所性蒙古斑といわれます。異所性蒙古斑も消失することもありますが、10歳頃まであるものは生涯残るといわれています。治療の適応や時期に対する考え方は一定でなく、ある場所や色の程度によって目立つ場合は早期に治療することも検討してよいでしょう。もしご心配でしたら、皮膚科か形成外科へご相談いただくのがよいでしょう。

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熱中症

症状

●軽症:手足や腹筋の痛みを伴ったけいれん、数秒程度の失神、脈が速く弱くなる、呼吸回数が増える、顔色が悪くなる、唇がしびれる、めまいなどが見られます。多量な汗をかいた状態で塩分の入っていない水だけを補給していると起こりやすい段階です。

●中等症:めまい、頭痛、失神、吐き気、嘔吐、血圧の低下、顔面や皮膚の蒼白、多量の発汗など「ショック」に陥った症状が見られます。

●重症:(この段階を「熱射病」といいます)意識障害、おかしな言動や行動、強いショック症状が見られ、死に至ることの多い状態です。

対処

  1. 人手と救急車を呼ぶ 中等症以上の状態であれば救急車を呼ぶことも考えましょう。
  2. しっかりと観察する 意識の状態、生命兆候(脈、呼吸、顔色、体温、手足の冷たさ)を冷静に観察しましょう。
  3. 休息させる 安静にさせる。そのため安静を保てる場所へ運びます。衣服を緩め、身体を冷却しやすい状態にします。
  4. 冷却する 意識障害を伴うような重症なものでも、発症から20分以内に体温を下げることができれば確実に救命できると言われています。ですので、まず体温を下げることを優先します。
    1. 風通しの良い木陰やクーラーの入っているところで休ませます。
    2. 衣服をできるだけ脱がせます
    3. 身体に水をふきかけます。水は、常温かぬるま湯でよいです。 ※気化熱によって冷却しようとすることと、冷水だと皮膚表面だけが冷えて震えを起こしていよくないからです。 そしてうちわ、タオル、服などで風を起こして、水を気化させます。 
    4. 皮膚血管の収縮を防止するため、冷水で冷やしたタオルで全身をマッサージします。 
    5. 意識が回復して寒いと訴えるまで冷却し続けます。震えを起こさないようにするのがポイントです。
  5. 水分補給させる 意識がはっきりしている場合は、スポーツドリンクなど塩分と糖分の含まれている水分を補給させます。

予防

  • 熱中症のことを知ること
  • 熱いとき、ムリな運動はしない
  • 急な暑さには要注意
  • 失った水と塩分を取り戻そう
  • 体重管理で汗の量を知る
  • 薄着ルックでさわやかに
  • 体調不良は事故のもと
  • 救急処置のポイントを覚えておく